レトロフューチャー・ゲーマリズム
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あのころ思い描いていたゲームの未来とはたぶん違うけれど、それでもやっぱりゲーム好きなゲーマーたちの、過去や、現在の物語。 連作短編小説『レトロゲームと古本屋』の短編二本と、『県庁ゲーセン課』のスピンオフ中編一本を収録。
冊子タイトルについて
「レトロフューチャー」は狭義では1900年台前半の人々の未来予想図を懐古するもの。 我々1990年代ゲーマーにとって、今のゲームシーンというのは、そのころのゲームの盛り上がりから思い描いていた未来とは違う(少なくとも私はそう思う)のではなかろうか。 ゲームセンターやゲームショップの衰退がまさにそのように思われる。 それを懐古しつつ(レトロフューチャー)、それでも今もゲームを楽しみ、あのころの未来を少しでも描くことはできないだろうかとする我々ゲーマーの主義(ゲーマリズム)を示そう、という思いを込め、『レトロフューチャー・ゲーマリズム』と名付けた。
彼女がゲーセンクイーンだったころ(序)/しゃろーん 著
90年代半ば。 タバコ煙る薄暗いゲーセン。 隅で手招く怪しげなプライズ。 プラスチックフォークとカレーヌードル。 折れるスプーン、折れる丸レバー。 受け身投げ、コンビネーションアタック。 そして、ゲーセンクイーン。 これは、少年と、ゲーセンクイーンの、出会いの物語。
レトロゲームと古本屋/みれにん 著
とある地方都市の寂れた駅前にある古本屋『ミレニアムブックス』。 古本屋と名乗っているものの、レトロゲームへのこだわりが尋常ではない。 そんな古本屋で、日々ゆるくレトロゲームを楽しむ店長とバイト、たまにお隣さん、の日常。 文庫版『レトロゲームと古本屋』 https://omegatails.booth.pm/items/585724 のその後のお話二本を収録。 (単体でもお楽しみいただけます) 【終わりなき任務】 「諸君、今回もよく集まってくれた……」 古本屋のいつもの日常……と思いきや、とある事情からシューティング対決をすることになった、店長・大平とバイト大学生・旭川。 大平がシューター娘(旭川)に勝利する日は来るのか……!? 【ゲーマーたちの闇なべっこ遠足】 秋穂県民の秋といえばなべっこ遠足! みんなで好きな食材を持ち寄り鍋をしようとなったのだが、集まった食材は……え、それ、食べられるの?
主な登場ゲームタイトル
・リアルバウト餓狼伝説 ・首領蜂 ・炎の料理人クッキングファイター好 ・焼肉奉行 ・満福!!鍋家族 ・俺の料理 ・ラーメン油天国
仕様
サイズ:A5 ページ数:68 表紙:両更クラフト紙 本文:アドニスラフ